職業選択

一応、正社員という形で転職はするものの、はっきりいって非正規だろうと正規だろうと、いつクビになるかわからないので、自分の身は自分で守る的な考えでやったほうがいいだろうと思う。収入をあげるためノウハウを吸収し、資格も取ってやる気を見せる

それが収入UPや収入が仮にその時は上がらなくても、継続して働くことが求められる有用な存在になることだと思う。

私は大学生のときに、暇つぶしでコンビニのアルバイトをやったことがあるが、田舎にある暇なコンビニであったため退屈だった。しかも時間給も低いし、本当に暇つぶし以外の目的が無かった。しいていえば車を借りることができたことがアルバイトをしたきっかけであるので、週1回勤務でも何にも問題なかった。お金を稼ぐためではなかった。

時を経て、警備の仕事をしていた時期があった。なんというかこれまで私は何回か転職をしてきているが、たいていの仕事は高卒で十分にできる仕事であることに気づいた。しかし、同僚にクソ野郎が多い職種というのは、確実に存在する。

例えば、コンビニで言えばまあたいてい誰にでもできるので、高校卒業後やることがなくてアルバイトしている人も中にはいる。最近言われているバイトテロとかやりだすのはこういうたぐいの人間なのかもしれない。決めつけてはいけないが。

しかしこれがコンビニの店長になったとしても、こういったアルバイトを管理しなくてはならない。本来、人をコントロールするのは不可能である。哲学でも不可能とされている。最低時給で雇っている人を、どう扱うか、ちゃんと仕事しないと思うし、そもそも仕事に来るのかどうかすら危ういという問題を抱える。こういうたぐいの仕事は私は、経験したからわかるが、こんな最低時給の仕事でスキルの上澄みもなく給料が上がる見込みのない仕事は、全くやる気はしないし、できるだけサボろうとする。当然こういう考え方になるわけだ。人間である以上仕方ない。

一番良いのは、こういうたぐいの職種にはクソみたいな人が必ず関わってくるので、下の立場であろうと上の立場であろうと、こういう職種につかないのが良い。警備であれば、立ってるだけとか、モチベーションにすることは何もない。人生棒に振るだけだ。まあ誘導棒というものは振ることがあるかもしれないが。これは施設警備でも機械警備でもそうだ。低賃金長時間労働というのはスキル獲得を放棄して人生も無駄にする。

クソみたいな人間が多い職場は、人間関係にすり減らされることになる。誰でもできそうな仕事にはこういう類の人間が多い。なので、少しだけ難易度がある仕事を選ぶほうが良いと思う。簡単な仕事の上司は無能であるため、マウントを取るためにパワハラ等を使ってくる。それ以外自分の立場を守る手段がないわけだ。ところが、少し難易度がある仕事では、上司はパワハラをしなくても自分の立場を守ることができるので、自然とパワハラが発生しなくなる。ここでいうパワハラは怒号や恫喝、脅迫みたいなことである。しかし、ノウハウを共有しないという種類のパワハラは発生することが考えられる。目で見て盗め的な奴だ。これによって、技術は継承されず、職人が老人だらけになっている日本の労働環境がある。本当になんとかなりませんかね労働問題。