コンプライアンス窓口

警備会社に所属していたわけですが、会社全体としてはそれなりの規模であったため、社内コンプライアンス窓口というものが最近設置されたらしいことに退職手続きをしたあとで発見した。設置されたらしいが、その存在はひた隠しにされており、ハラスメント行為があったらすぐに相談できるようにしておくのが本来の目的だと思うが、社員でなければログインできない社員用ホームページの中の各種規定と項目の中のpdfファイルを開くと文書の中にコンプライアンス窓口の連絡先とメールアドレスが記載してあった。

で、相談したところ、コンプライアンス窓口の担当者は、私が受けたパワハラや異動に至った経緯などを把握しているようで驚いた。で、パワハラを訴えるかどうか、パワハラが解決したら働き続けるかどうか聞かれた。私としては上司も職場の人間も会社ぐるみで私を排除して退職に追いやりたいような状況が続き、コンプライアンスの人が会社の人間に何か伝えたところで状況は全く変わらないと思ったのでこの状況では働けないと伝えた。

私がコンプライアンス窓口に連絡した用件は何か。

パワハラを受けて精神的に苦痛だったため一刻も早く現場から抜けたいということで会社に退職願を出したところ、一身上の都合と書かないと受け取らないと受け取り拒否されてしまったことで、しょうがないので一身上の都合と書いて提出したことで有給休暇を消化しながら退職手続きが進んだ。で、一身上の都合で提出したが、原因はパワハラによって排除されたことであり、自己都合退職から会社都合退職に変更して欲しいというのが用件だ。

コンプライアンス側は、一身上の都合と書かれた退職願を受け取ったので、証拠として強いので変更できないということだった。

納得いかないので、ハローワーク離職票を先日提出しに行ったが、離職理由のところで異議申し立てをして一身上の都合から変更したいと申し出た。

そうするとハローワーク職員は異議申し立ての為の書面に書いてきてくださいと私に伝え、私と会社の間のやりとりにハローワーク職員が一度だけ入るということを伝えられた。あと、離職票は会社が作る書類なので、事実がどうあれ会社が一身上の都合と書いた場合は一身上の都合になるらしい。納得いかない場合は裁判をしてくださいとのこと。

裁判というのは今まで一度もしたこともなく、費用も時間も労力もとられるが雇用保険受給日数がかなり変わってくるのでどうするか迷う所だ。そもそも裁判に労力をかける価値があるのかという問題がある。このようにして、大半の離職者はあきらめて自己都合にするのだろうと思う。

まだ異議申し立ての書面を出してませんが、会社の出方次第ではどうしようか迷っているところです。むしろ、大多数の労働者の為に私がここで立ちあがり、古い体質の経営者や上司を否定するほうが良いのかと思ってます。正直、もう過去のことなのでこれからの私の人生にさらに無駄な時間を割くことになる。